2022年1月13日木曜日

北播磨ライド!【鍛冶屋線廃線跡】

 どーも、しんがり!です。

 新年あけましておめでとうございます。

 一昨年から去年にかけての冬は暖冬で車のフロントガラスが凍ることも数日しかなく、雪で通勤に困ることもなかったですが、今季は何度かフロントガラスが凍りましたし、2度も雪が積もりました。そんな寒波が到来した日に、雪景色の山を見ながらのサイクリングでした。

 僕が高校生だったころまで、西脇市の野村駅(現在の西脇市駅)から多可郡中町(現在の多可町中区)の鍛冶屋駅までを結んでた鍛冶屋線の廃線跡を走ってきました。

 

 鍛冶屋線は、加古川線の3支線(他は三木線、北条線)のひとつで、三木線・北条線は1985年(昭和60年)に第三セクター化されましたが(三木線は第三セクター化後2008年(平成20年)に廃止)、鍛冶屋線は野村駅ー西脇駅間の乗降客が多いため1987年のJR発足後も健在でした。1913年(大正2年)に播州鉄道が国包駅(現在の厄神駅)から西脇駅を開業、1921年(大正10年)に西脇駅ー市原駅間が開業、1923年(大正12年)に市原駅ー鍛冶屋駅間の鍛冶屋線が全線開業しました。


 鍛冶屋線開通後の1924年(大正13年)に野村駅ー谷川駅間の加古川線が全線開業し、野村駅ー鍛冶屋駅間が支線となりました。その後、播州鉄道が播丹鉄道に譲渡され、1943年(昭和18年)に国有化され野村駅ー鍛冶屋駅間が鍛冶屋線になりました。1987年(昭和62年)に第3次特定地方交通線として廃止が承認され1990年(平成2年)4月1日に鍛冶屋線全線が廃止され、野村駅が西脇市駅に改称されました。

 僕が小学生だったころは、地元の「金比羅さん」と呼ばれ播州三大祭りのひとつだった「金比羅大祭」の時には都会のラッシュ時なみの混雑でした。たこ焼きも鯛焼きも昔はお祭りの時にしか食べられませんでしたが、今はいつでも食べられる時代ですからね。ありがたいようなちょっと寂しいような。鍛冶屋線の廃止とともに「金比羅さん」も往時の賑わいはなくなりました。

 今回は、JR加古川線の西脇市駅から鍛冶屋駅のあった「鍛冶屋線記念館」までの13.2kmを走ってきました。「鍛冶屋線記念館」の近くにある「Hawaiian Cafe Ririha」さんでハンバーガーも頂いてきました。今回も動画を撮ってYouTubeに投稿していますので是非ご覧ください。

 では、今年もまた一年事故なくロードバイク生活を楽しみましょう。

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